しずかのぶろぐ

割と暇な人生

夏風邪

拗らせて5日目。
咳と痰は相変わらずですが、耳鼻の詰まる感じや鼓膜が押される感じもなくなってきたので、下火になっているような気がします。
社会人が風邪を引くのは自己管理の甘さを露呈しているようなもので、本当に恥ずかしいものです。
(・・と言いつつ屡々引いているんだけど。

頼みの綱であるパ〇ロンも今回ばかりは手古摺っているようでして。
普段の鳥の囀りのような美しい声はあゝ何処。。


わたくしには風邪を引いたときは決まってコレという、自分の中でのスタミナ飯があるのですよ。
紹介させてね。

それはね。



天下一品こってりラーメン

そう、「天一」。

天下一品を「天一」って略すやつは残された「下品」の気持ち考えたことあんの。なんて。
んなこたあ、どうでもいいんです。


天一を食べればたいていの風邪は治るという話は都市伝説と思われていますが、
都市伝説ではありません。本当に治ります。


大学時代は八王子駅前の天一によくお世話になっていました。懐かし。
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そこで必ず注文したのがこの、
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三品定食。

こってりラーメンにライスと三品がついています。

三品とはキムチ・海苔の佃煮みたいなやつ・チャンジャ
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のことです。

この三品定食がね、八王子店にしかないのよ。残念なことに。
ああ、食べたい。
こってりのラーメンをすすりながらキムチ食べてライスかきこんで。
残った汁にライス浸して。
ああああああああああああああああああああああああ
食べたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うあああああああああああああああああああああああ



天一のこってりラーメンの具って、本当にシンプルで
冷蔵庫から出したばっかりなのか少し冷たいメンマ・九条ネギ・職人技の薄ぺらチャーシューだけ。
具がシンプルだからこそ、パンチの効いたどろどろスープにあうのよね。


なんだか体が怠かったり、鼻水がズルズルしているときはこの三品定食を食べて(こってりラーメンだけでも可)
食後にパブロンを飲んで寝たら速攻治ります。




天一であっさりとか頼むやつの気がしれないです。
邪道ですよ邪道。
もう一度言いましょうか。

邪道です。

こっさりは卑怯。論外。
天一はこってり一択、異論は認めません。


ということで昨日食べに行ってきました。
本当は今日の昼も食べるつもりだったけど、営業車が車検なもので「外出ついで」が出来ず・・・泣
明日は絶対食べに行くぞー!
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決意の更新でした。(どうでもいい)

素敵な夜

7月30日に更新しようと思っていた記事だがどうやら夏風邪を引いてしまったみたいで、更新できずにいた。

どうやら拗らせてしまったようだ。
喉がかなり辛く、小鳥の囀りのような自慢の声が完全に2丁目のオカマだ。
また、言葉を発するとき痰が絡むのが非常に煩わしい。
仕事で電話を取っても一分程度話すだけでかなり痰が溜まり、まるでうがいをしているかの様に聞こえてしまう。
頼みの綱であるパブロンも今回は苦戦している模様。


今夜はブルームーンだ。
ひと月に2度満月を拝むことができるのは嬉しい限り。

私は昔から月が大好きである。

満月・十六夜時には欠かさず(雨天時は中止)外に出て、
ビールを片手に(未成年の時はユニオンの団子とお茶)満月鑑賞をしている。
ボウっと東から昇る月はとても幻想的で、何時までも見ていられる。

今宵、アパートの隣人が撮影したブルームーン

美しい輪郭にうっとりする。


この日は宇宙ステーションも肉眼で観測できた。

西の空にいきなり現れたと思ったら、あれよあれよと言う間に北東の彼方へ消えていった。

この日は月が眩しすぎて星が殆ど見えなかった。

満月は明け方まで、とても眩しく輝いていた。

台風一過

特に構えていたわけではなかったけど、なんだか拍子抜けするような台風でした。

台風一過の夕焼けは相変わらずすごくて
綺麗というか不気味でした。




そうそう、今週、ひょうたんのランプを作ったのです。
初めて電動ドリルを握って(2種類駆使
して)製作してみたのですが、仕上がりが想像以上に良くてとてもお気に入りです。
ベランダで育てたひょうたんが、こんなにも可愛く変身するなんて。
本当にこのランプが愛おしいです。

夕顔が実をつけた時から数えると製作の期間は約3ヶ月ほどでした。
日々、形を気にしたり、台風の時は落ちないようにネットに入れたり・・。

また、収穫したひょうたんは中身を腐らせて洗わなければならないのですが、腐った果実は鼻がおかしくなるぐらいの悪臭で、とても大変でした。
手間と時間がかかり過ぎますが、完成した作品をみたら難儀な思い出も美化され(笑、只今ひょうたん細工第2弾製作中です。



次は小ぶりなのでマトリョーシカを作ってみようかなと。

スターシアターズメンバーズカード(編集しました)

スターシアターズは、従来のサービス(ファーストショー・レイトショー・レディースデーetc.)を来月末で完全に廃止し、全てのサービスをポイントカードにて管理するが、結論から申し上げて、このカードはクソ(例外あり、下記)

カードを持つことで得られる特典は、平日映画鑑賞が1700円→1400円、1ポイント20円で1700ポイント貯めれば、映画無料券1枚と引換だ。
無料券を貰うために必要な金額は、単純計算して20円×1700=34000円だ。

初回のみ、特典で500ポイントプレゼントがあるが、それでも20×1200=24000であるので、年間24000円分映画を観なければ無料券は貰えないということになる。
極め付けは、有効期限が1年間で、期限を過ぎてしまったら更新手数料がかかる。500円ね。マジ糞。

6回観たら1回無料だった従来のサービス(スタンプカード)と比較するとポイント還元率はあまりにも低い。

ちなみにこのカード、500円でカードを購入したあとは購入者自身がネットに接続し登録を完了させなければいけない。(ガラケー不可。ガラケーユーザー・携帯不保持者は登録代行手数料として更に500円を支払わなければならない。は?)

また、ポイントを後付することができないため、チケット購入前にカードを購入し、登録を完了させなければならいのだ。

私は今日、10時20分上映の15分前に映画館へ来たが、ポイントカードの勧誘を受けたのと、チケット購入後の後付が出来ないということで、きちんと規約を読まずにカードを購入してしまった。(上映時間も迫っていたので)
購入後、登録作業を行ったのだが気づいたら上映時間を過ぎてしまっていた。ほんと、なんのために映画館へ来たのだろうか・・。




シネマQでは(そこしか行ってないからわからないが)有人の窓口が無くなり、顧客自ら機械にて購入するシステムとなっていた。
年配の方は特に、チケット購入システムに戸惑っており従業員へヘルプを求めていたが、対応できる従業員の数が少なく「対応してくれないもういい」と、帰ってしまう年配の方もいたので、なんだか色々と残念だった。
値上げして、ホスピタリティのクオリティも下げて國◯組は一体なにがしたいのか?
東宝とか東映配給の映画独占だからって県民の足元見すぎでは?県民なめすぎやろ。



一方、、カードの購入については例外もある。

1人がカードを持っていれば同伴者もサービスを受けられることと、購入した映画チケットの合計金額をポイント付与できることだ。
よって、家族全員で屡々映画鑑賞するという方や、映画デートが定番のカップルには良いだろう。
ただ、土日祝は1400円ではなく定価での鑑賞となるため、平日鑑賞可能な家族・カップルに限る。
また、特定の日にはポイントがプラスで付与されるので、計画的に映画館へ行ける人は向いている。(私は思いついたときにふらっと行くタイプなので向いていません)

ていうかそもそも、平日1400円も高すぎだからね。全然お得感ないから爆笑







だから、ポイントカードつくろうとしてるひとは以上のことを参考によく考えてみたほうがいいです。

その男

その男とはほぼ毎日会っている。
その男の評判は、決して良いわけではない。(むしろ悪い

悪評は噂に聞くだけで、私自身が被害を被ることはこれまでなかったのだが、
今日、忘れられない出来事がおきた。

忘れないうちに、怒りがおさまらないうちに、文章に残しておきたい。
私は、とても、傷ついた。
涙こそ出なかった、というか我慢したのだが、男は私の心を強く抉った。
だから絶対に許したくないし、時間が経ち、自分自身が忘れることも嫌なのである。

男の機嫌は悪かった。パッと見ただけで誰もが分かるくらいに機嫌が悪かった。男の言動・行動は全て機嫌が左右する。
所謂気分屋だ。

穏便に済ませたかった。決済を貰い、判を押したらすぐにでも立ち去りたかった。
男は私を一目見、口を開き、太ったなと言った。そしてなぜ太ったのかと問うた。どう答えたら良いか分からず苦笑する私に畳み掛けるように男は続ける。
太って顔が赤くなっているがどうしてか。美味しいものを食べ過ぎてアレルギーでも出ているんじゃないか。なんで顔が赤いんだ。
そう言われた私はもう、作り笑いさえ出てこなかった。
男の口元には、馬鹿にしたような笑みが浮かんでいた。返答に困っている私を見て楽しんでいるようにも感じた。

周りの人は、黙って私と男のやり取りを聞いていた。

男は私に対して無神経なところがある。私は女性の中では大食漢な方で、性格も男性気質な所がある(らしい)。
だからなのか、割と忙しい部署で営業職についている。(関係ないかもしれないが)
人伝に聞いた話では、男は以前、私のことを「あいつは女じゃないからな」と言っていたこともあるらしい。

男性だとか、女性だとか、ジェンダー的なことを論じるつもりはない。

恐らくあの男も、私だから言ったのだ。私だったらこんなこと言っても傷つかないだろう、泣かないだろうと、そう思って言ったはずなのだ。
実際これまでも何度か言われてきた。
その時は別にどうってことなかった。
少し傷つくことがあっても全て笑いに変えていた。
だが、なぜか昨日は笑えなかった。


とりあえず、用を済ませて早く帰りたかった。彼から判を受け取り、先輩から預かった書類に順番よく判を押した。

すると男が、お前はバカかと大声をあげ、こちらへ来た。
どうやら私の判子の押し方が気に入らなかったようだ。
私はこれまで、右手で判子を持ち、左手で紙を抑え、左手の人差し指を判子に添えて押印していた。
それが自分なりに、一番綺麗に押せるやり方だったからだ。
男は私にもう一度押してみろとテイッシュに押印させ、再度判子の押し方が非常識だと大声で怒り狂った。
片手で押すのが常識であり、両手を使う意味がわからないと大声で説教した。バカじゃないのかと何度も言った。
手を出してみろと言い、彼は自分の掌と私の掌を比べた。お前は俺より手が小さい、俺が小さい判子を片手で握れるのにどうしてお前が握れないんだと怒鳴り、片手での押印を要求した。

だが、従来のやり方を変えてすぐにうまくものではない。自分の書類であればいいが、私が預かっているのは先輩の書類だ。また、判子を押す時間は1日の中で数時間しか許されてなく、中には押印不可の日もあるため、外出等で事務所にいない先輩の分を私が代わりに預かっているのだ。
私は、すぐにうまくできるかわからないので徐々にそうできるようにしますと答えた。だが、その答え方が更に男の怒りに火をつけた。

お前はいつも反抗をする。先日の女性社員対象の身だしなみ講座でもそうだった。反抗せずに、俺が言ったことになぜ全てはいと答えられないのか。判子もそうだ、俺が片手で押せといったのだからお前は黙って片手で押せ。
そう怒鳴ったのだ。

先日、女性社員を対象にした身だしなみに関する意見交換会があった。
講師を交えて全員で議論した中で、トップスのフリルとリボンは清潔感と華やかさがありOKという結論に至ったのだが、その男はフリルとリボンは不快であると首を振った。これに意見した私に対し、未だ怒りがおさまらないようだった。
機嫌の悪さの原因はここにあったのである。

意見交換会で意見することが反抗であるならば、なぜ意見交換会をひらいたのか。
金と時間と労力をかけて茶番劇をするつもりだったのか。

自分の意見以外を認めないのであれば、自身で細かい規定をつくるがいい。
そしてその規定がいずれ自分の首を絞めるのだ。

もう疲れた。



なにが常識で
なにが非常識で




だれが普通なの。




味噌汁の匂い

ふと、無性に、子供に戻りたくなる時がある。戻れないとわかっていてもだ。

夕暮れ時アパートの階下から漂う、お味噌汁の匂い。
西陽に当たりながら取り込んだお布団。
陽が落ちたあとの数分間。
辺りに響く、公民館の放送。
遠くから聴こえる、吹奏楽部の音色。
頬を撫でる、昼間とは違う風。
蝉が鳴くのをやめるとき。

脳内で鮮明に蘇るノスタルジックな風景は、いつも夕方だ。

小学生だった私には、いつも、夕暮れの世界が待っていた。
公民館の放送が辺りに木霊し、陽が沈み、空の色がまるで温度計の様に暖色から寒色へ移り変わる世界に、私はいた。
空を見上げながら、自分はどんな大人になるのだろう、どんな素敵な未来が待っているのだろうと、思いを馳せたりした。

26歳になった私は、夕暮れ色に包まれることもなく、疲れ果て、暗闇の中、家路を急ぐ。
アパートの階下はもう夕飯を済ませたのだろう、味噌汁の匂いが漂うことはない。
ベランダに干した洗濯物は、夏の夜風に吹かれて冷たく湿気を帯びている。

帰宅したら、まず、風呂に入り、洗濯機を回し、合間に夕飯を作り、食べ、疲れきった体にビールを流し、労を労う。

アルコールが疲れを癒してくれるとは思わないが、それでも頻繁に飲んでる理由は、労を労うのはアルコールだという飲料・広告業界の影響なのだろう。

流し込むように夕飯を食べ、ビールを飲み、お腹が膨れたら歯を磨き、眠りにつく。そして朝を迎え、慌ただしく家を出るのだ。

毎日がこの繰り返しだ。


小学生の私が今の私を見たらなんというだろう。
ショックを受けるだろうか。
それとも社会人として立派だと褒めてくれるだろうか。
私の思い描いた大人は、どんな人間だったのだろう。
もう、思い出せない。

人間はなぜ、過去を懐かしむように作られたのだろう。
どんなに願っても過去には戻れないのに、戻れないとわかっているにも関わらず、懐古し、いま自分の置かれた現実を見て、嘆き、苦しむ。
滑稽な生き物だ。

夢などない。
目標もない。
ただ、毎日を生きている。

夢が欲しい。

夢があった、目標があった、あの頃に、
夕暮れ色に包まれていたあの頃に、
お腹が空いたら母が夕飯を作ってくれたあの頃に、

戻れないとわかっていても、

過去は美化されているとわかっているとしても、

無性に戻りたいと思うのだ。